基本理念
介護老人保健施設 音羽えびすの郷は、次のような運営の理念と方針を掲げてその実現に努力します。
- 運営理念
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口からおいしく食べることを支援する施設
「食べること」は、人にとって最後まで残る楽しみです。
その楽しみを職員全員で支援します。 -
職員全員が認知症を理解している施設
「調理師であろうと清掃員であろうと、スタッフ全員が認知症の介護に関してきちんと教育を受け、たとえもの忘れが激しくなっても「その人に残る心」を施設の全職員で大切にします。
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施設に働く私たち自身と、自分の家族が利用したいと思うような施設
もしも、自分の大切な人が介護を必要になった時。その時に安心して選ばれる施設を目指します。
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- 運営方針
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- ご利用者一人ひとりの意思と、齢を重ねた人格を尊重し、その方のお気持ちや体の状況に応じた総合的なケアサービスを提供します。
- 明るい家庭的な雰囲気の中で、その方らしい生活を送るようお手伝いし、ご利用者やご家族が安心して地域で暮らせるよう、在宅復帰を支援します。
- 保健・医療、福祉と介護のネットワークを地域に広げ、多くの専門家の皆さんや事業所とも協力して、高齢者の在宅ケアを支援します。
- ボランティアさんを始め、地域の人々が施設運営に参加し交流できる、地域に開かれた施設をめざします。
介護老人保健施設 音羽えびすの郷は、以上の理念と運営方針を実現させるため、職員の研修と実践を深め、共有し弛まぬ研鑽に努めます。
音羽えびすの郷の基本ケア
1.1日の水分目安1500ml以上
人間の体内のおよそ60%が水分です。
認知症の周辺症状の改善や細胞の快適環境のためにも水分が必要です。
2.歩行を促す
歩行ができれば日常生活動作が向上し、生活の質が上がります。
パワーリハビリテーションと組み合わせて支援します。
3.排便をトイレで
その方の排便パターンや排泄メカニズムを理解して自然排便を促すようなケアを行います。
4.食事を楽しむ
食べることは人間に最後まで残された喜びです。口の中(口腔)を整えて、自分の歯できちんと噛むことを提案します。
毎日よく噛んで口腔のリハビリを行いましょう。
6.パワーリハビリテーション
機能回復訓練室にて、4台のパワーマシンを活用したパワーリハビリテーションを提供しています。
いくつになっても筋肉の貯筋はできます。毎日少しずつ貯めましょう。
7.レクリエーションの充実
才能あふれるボランティアスタッフの力もお借りして、日常の楽しみが拡がる支援をいたします。
※上記プランの提案は、心身の状況によっては出来ない場合もあります。
チームアプローチ(多職種協働)を基本としてご本人・ご家族とも相談しながら定期的にケアプランの見直しをさせて頂きます。